1 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 02:33:36.32 ID:xySKukWLI
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3 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 02:36:48.93 ID:m1kc9l/w0
4 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 02:36:50.38 ID:xySKukWLI
いきなり小学3年の時からの話になるけど、お手柔らかに。
2
小学3年の春、俺は新しいクラスのメンツに比較的早く馴染んでいたと思う。
今では考えられないくらい、友達という存在に貪欲だった。
もちろん、男女問わず仲が良かったつもりだが今思えばこれまでは男子同士でしか遊んだことが無かった。
その歳のガキから見たら、女子と遊ぶなんて考えられなかったね。
趣味が違うし。
だが、クラスが変わってから数ヶ月が経ち、俺は女子とも仲良くなりたいと思い始め、出来るだけ女子の趣味を理解できるよう心がけた。
しかし、現実は非情か。
俺にオカマ疑惑が浮上した。
仲良しの友達には「最近、変だよお前ー。」と言われる他、なんと女子からは「ねぇ、君って変わってるよねー(笑)」「周りの人と全然雰囲気違うー(笑)」などとおちょくられた。
しかし、この頃の俺はやっぱ変わっていて「(女子にこんなに声をかけられたのなんて初めてだ…)これを機に女子と仲良くなろう!」こんなことを放課後、夕日の差した教室で目論んでいた。
この頃は意味なく教室に居残ったりして、友達のリコーダー練習を眺めていた。そしてそれが終わって友達から「よっしゃ、これからどっかいかねー⁉」って言われるのを期待してたんだよなあ。
でも、変わり者が故に避けられたりしてさ。
敢えて誰もいない教室でひっそりしてると妙に安心したんだ。
こんなのって小3のガキのすることじゃないよな。
話を戻す。
さて帰るか、とランドセルを持ち上げドアに手をかけた。
すると、背後から「ねぇ?…ねぇねぇ!俺君!」と女の声がした。
俺は驚き、走って逃げた。
声の主はとても足が速く、直ぐ俺に追いつき肩を掴んできた。
一方俺はぜえぜえと息を切らし、事態を把握できず、ただ中腰のまま廊下に立っていた。
「大丈夫だよ!あたし、ほら同じクラスのSだよ?」と言いながら必死に俺を落ち着かせる素振りをみせた。
俺は「あ、ああ!でもなんでお前が?居残りでもしてたのかよ!」と答えた。
閑は「ううん」と否定した後で「実は…」と話を進めた。
俺たちはとりあえず学校から比較的近所の公園で話し合う事にした。
Sは東京から引っ越してきた転校生だった。越してきたのは小2の頃だったのだが、当時はクラスも違うし接点なんて一つも無かった。
たまに見る、でもどこにでもいるようなやつ。俺の中ではそんな位置づけだった。
俺とSはブランコに乗りながら話し合うことにした。
Sは俺に「聞きたいこと」がある、と言い
「俺君て女の子になりたいの?」と言い放った。
「いやいやいや!お前は俺を誤解しているよ!」
返事をするまで1秒かからなかったと思う。それくらいの早さ。
Sも思わず、「わあ」と目を丸まると開き、完全に引いていた。
「俺はただ!女子と仲良くなりたかっただけだ。」
とSに納得してもらうように話し始める。
「そしたら周りに勘違いされたんだよ!」
とにかく俺は必死だった。
「でも、なんで中休みや昼休みに一輪車とか竹馬とかわざわざ女の子がやるような事をしてるの?」と持つ疑問を素直に聞くS。
「だってよ、そうでもしないと仲良くなれないだろ?興味もあったしな!」
俺はとにかく必死。
「なるほどねー。」Sはそう言った後、クスクスと笑いながら
「俺君は女子のことを勘違いしてるよー」
俺には正直意味がわからなかった。
そうか、俺は勘違いをしてたんだな。
Sと別れて、帰り道ずっと反省していた。Sに言われなきゃ気づかなかったし、また言われたことで新たな勘違いが生まれた。
その勘違いは後ほど語ろうと思う。
指摘があった翌日からはまた積極的に男子とカタキやドッヂボール、鬼ごっこをしていた。
度々、「今日は竹馬じゃねーのかよ!」とおちょくられたが、「もう一生しねーよ!」と俺は返す。もちろん本心から。
また、休日は野球をしたり仲間内でテレビゲームをしたりで小3にしてはハードスケジュールだった。
なんと野球仲間には歳上が居て、3つくらい歳が離れている。
この事がきっかけになってますます世界が広がった。
いつも土日といえば友達といることがほとんどだった。
しかし、この日は珍しく先輩と遊んだ。抜き打ちで練習に付き合ってくれるとのことだった。
先輩の名は尚志。俺は親しみを込めてタカシと呼んでいた。
タカシは野球がすごく上手で憧れの存在だった。しかも女子と物凄く仲が良い。少数ではあるがいわゆる取り巻きが居て、中に俺の姉貴もいた。
なんだか、複雑だった。
姉貴は「あんたいつの間にタカシ君と仲良くなったの?」と聞いてきたが素っ気ない態度で「知らね」とだけ答えた。
実際、この気持ち、分かるだろう?
野球をいつもより早く切り上げ憂鬱な気分で休日を過ごした。
姉貴が家でタカシの話をし、しかも楽しそう。だって見たことないくらい楽しそうなんだもんよ。
月曜日、もうクラスでも「固定グループ」なるものができていた。
男子のグループや女子のグループ。その中でも特に仲の良い人同士で集まっているグループもあった。
俺はグループとかには入ってなかったけど放課後、かなりの割合で絡むやつが出来ていた。
Sだった。
Sの家は比較的近所だった。(チャリで3分くらい)
そんでもって俺は集団下校でSと同じメンバーだった。
その集団の中で俺らの学年の人がSしか居なかったこともあってこの日から妙に親密になっていた。
放課後は駄菓子屋に寄って、決して多くはないがそれでも当時からしたら十分なほどの菓子を買い
そしてSと一緒に公園でそれを食べながら遊んでいた。
これが日課のようなものだった。
今振り返って見るとあれだけの少ない金でよくあんなに満足できたなと思う。それは友達がいたからであって、一人で食べてたなら全く楽しくなかったんじゃないかな。
ま、今となっては一人(?)のが当たり前になってるけどね。
一応言っておきます。この話は基本放課後のこと書いています。
Sとまたいつもの様に帰る。
俺はSに「俺ら最近仲良くね?」と言うとSは、ゆっくりとした口調で「へへ、そうだね」と可愛らしく返してきた。
なぜか、姉ちゃんに似てるような気がしたけど、こいつは妹みたいな存在なのかな、そう感じていた。
Sは「そう言えば、今日はウチで遊ぼうよ!こんな機会滅多に無いよ?」とハツラツとした態度で言った。
俺は遠慮なく「おう。」と返す。
なんでもする。と言ったからにはしてもらおう。
だが、何を?
そこでSが口を開く。
S「え、エロいのはダメだよ?」
俺「わかってるわ!」
S「なんだー!じゃあそんな悩むなや~」
そんなやり取り。
俺はSに「じゃあ一生のお願いとして保留にさせて!」
「保留?」と不安げに聞くS。
「今は使わないでとっておくって事だ!」と教えた。
その日はSの家で遅くまで遊んだ。(それでも5時が門限。)
次の日。
珍しく男女グループで放課後を過ごすことになった。
でも、Sがいない。
正直、この辺で少しSに依存していた気がした。
この日ほど、一人ぼっちの放課後が懐かしく感じた日はなかったかな。
俺、やっぱ一人の方が好きなのかもなとか思いながら過ごした。
後日の学校での事。
その日は中休み、タカシに会って野球の事で話し合ってた。
その話は昼休みにもしてたんだけど、その時に俺の中では割りと衝撃的な事が起こった。
タカシの取り巻きなのかわからないが、先輩の女子が一人近づいてきていきなり自己紹介された。
「うち、Kっていうの。そっちは?」
「俺。」みたいな。
その日以来、Kはいっつも野球の試合のときとかは麦茶を持ってきてくれた。
20 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 02:50:04.71 ID:xySKukWLI
小3-小4時代はこんな調子で変わった事なし。小4の終わりくらいからKと遊び始めたくらいかな。
でもSとも自然と遊ばなくなったけど。
でも俺にしたら一人でいれる時間も増えたし、野球もできて良かったんかな。
革命が起きたのは、小5のとき。
クラス替えでケンって言う友達が出来たんだ。
ちなみにケンは俺とは正反対の超社交的な性格。
ここいらで何か質問とかあれば受け付けますよー。
この後Sと絡む展開はありますか
続き
ケンと友達になった事で、とにかく視野が広がった。
インターネットを教わったり、バカな事もした。
何よりオナニーを教えてくれた。
それから悪い=かっこいいみたいな感じで、ケンといるのが楽しかった。
当時からしたら、放課後にケンの家でインターネット開きながらグラビアを眺めるのが悪いような気がしてさ。
26 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:01:22.70 ID:xySKukWLI
で、タカシは中学に上がって野球部に入ってたからこっちは野球をしなくなった。
でも、Kはたまにメールで「遊ぼーよー」とか言ってくれてた。
ちなみにyanoo!メールな。ケータイ無かったからさ。
たまにはKと遊びたいなって気持ちになってKにメールした。
『今度の土曜日に遊ばない?』って。
しばらくしてからKからOKの返事が来た。
で、土曜日に会った。
ケンから「女子と遊ぶ時はワックスとかつけておしゃれしてけ」とアドバイスをもらっていたので、ケンが選んでくれた服にきがえて行った。
ワックスとかはつけなかったけど。
Kは久々に見た俺に、「なんか雰囲気違うー」とか「なんか、大人になったのかな⁇」とかとにかく珍しいものを見るような目で見てきた。
場所はKの家だったんだけど、年上の、しかも女子の部屋っていうのはすごく特別な気がして変に緊張した。
少し沈黙があってから、Kが「どうして野球やらないの?いつも何してるの?」って言われた。
でも、何回か言われてやっと気づいたけど。
「特に何も。」それしか言えなかった。
常識的に考えて、オナニーしてるとかグラビア眺めてるとか言えないし。
でも、Kはしつこく聞いてくるから言ってしまった。
「アレだよ。うん。オナニー(小声)」
Kは「何何何!!それ!」みたいに食いついてくるから、言ってやった。ってか、Kの家にパソコンがあったから教えてやった。
さすがに一緒に見るのはアレだから、こっそり部屋に戻ってドキドキしてた。
「ちょっとぉ!!なんてもん見せてくれんの!」とか言いながら顔真っ赤にして戻ってくるK。
それから始終無言がつづいたから、俺は帰った。
後日、この事をケンに話したら「凄い事だそれは。引くわ。」と言われた。
それからKとは連絡を取らなくなったし、いろいろ反省してた。
Kが中3の時になんで連絡取らなくなったかってのが分かったけど。
ここまでで何か質問ある?
今後よく出てくる登場人物を軽くでいいからまとめてもらいたい
中学時代は、やっと自分のケータイを持てた。
でも、一年の時自分のゲーム機を手に入れてからは引きこもりがちになったかな。
ケンは私立中学に進み、俺は公立。
俺はクラスに馴染めず、引きこもることしか出来なかった。
学校からも連絡が来たり、家庭訪問とかもあったけど、全く行く気にぬらなかった。
勉強は家庭教師が教えてくれたし、学校はテストのある日しか行かない。そんな感じ。
で、ある日の夜にインターホンが鳴ったんだけど、その日は家庭教師が来る日じゃなかったから放置してた。
暫くして、親から呼び出された。
でも、クラスメートとは会いたくないし担任にも会いたくなかった俺は何にも応じなかった。
一人で、ゲームに逃げるしか無かった。
ロード中、部屋にノックが響き、「俺だよ。ケンだ。」聞き覚えのある声がした。
俺は耳を疑った。
「また、来るわ」
ケンは帰って行った。
後日、担任からの連絡があり、転校生が来たから顔を出せ。と。
いつぶりにか登校しようと思った。
もしかしたら転校生と仲良くなれるかなって、そんな期待しながら。
いつの間にか紅葉か。
外っていいなって思ってた。あの季節を感じた時のワクワクする気持ち。
久しぶりに登校するから、経験した事の無い緊張感があった。
廊下には、担任と転校生とみられる男の後ろ姿があった。
軽くすらまとまっていない件
俺は、遅刻ギリギリに教室についた。
ガラッとドアを開けると、みんなが凍りついたように見てきた。
やっぱり、嫌だな。と思った時だった。
担任と入ってきた転校生はケンだった。
ケンは、本当にイケメンで背も伸びていた。正直、自己紹介が無きゃわからなかった。
クラスにはケンを知っている人も居てて、転校初日でケンは人気者だった。
俺は黙ってその光景を見ることしか出来なかったけど。
その日、久しぶりに給食をたべた。
でも、気づいたら自分とクラスメートの机は離されていて、何と無く疎外感を感じた。
一人のが好きなのに、何でかやっとわかった。
疎外感があるから学校に行くのが嫌なんだなって。
そんな時に、ケンがやってきて「実はこいつ、俺の親友なんだw」って。
昨日は顔も出さなかった俺に、ケンはそう言ってくれた。
みんなは笑ってたけど、俺は嬉しかった。
俺はケンのことが、心の底から好きになってしまった。
あれからちょくちょく学校に通うようになり、活動拠点は主に図書室だった。
なんでかと言うと、そこに気になる先輩が居たからだ。
最初は同学年だと思ったけど、リボンの色で先輩だと知った。
その先輩はどことなくKに似ていて、可愛らしいというよりも綺麗だった。
そんな先輩をいつも眺めているだけで、心が落ちついていた。
でも、その先輩は3年なので、もうすぐ卒業だと知ったときは不登校していた自分を恨むくらいだった。
ケンはバスケ部に入っていて、休みの日も部活。
部活終わりの昼はたまに遊んだりしていた。
その時に、ケンから髪型を指摘された。
思えば引きこもった時から伸ばしっぱなしだったから相当もっさりしてた。
そして生まれて初めての美容室に行った。
どんな髪型がいいかと聞かれたが、だまっていた。
しかし美容師は「ではすいていきますねー。よろしいですか?」と何か陽気だった。
おにいちゃん髪質いいねーとか、ワックスつける?とか言われていたけど、ずっとシカトしてた。
仕上がりで、自分の素顔をまじまじと久しぶりに見たのでちょっと恥ずかしくなった。
なぜか、眉毛も剃られた。
次の日、学校行ったらどうなっちゃうのかなー。なんて考えながら家路についた。
学校では、クラスメートから「おっ、イメチェン!」など言われたが、不思議と悪い気はしなかった。
その日の放課後に図書室に行ったら、先輩から話かけられた。
Kだった。
俺はリアルに「え、あ、え?」状態。
Kは「あー、んー…」って感じ。
で、手をさっさ。と動かして、どこかに行ってしまった。
次の日からKは図書室に来なくなった。
中学二年にあがり、とうとうKに会えずに終わったな。って少し落ち込んでた。
姉から聞いた話、Kは県外に移住しているらしい。
そこで、姉がわざわざ俺の為にとKの連絡先を聞いてくれた。
Kとはもう連絡は取れないと思っていた。パソコンの方も反応が無かったし。
でも、やっと連絡を取ることが出来た。
「Kだよ!久しぶり~」ってこれだけでもすごく嬉しかった。
俺はすぐ返事を返した。
しゃーねーから俺がまとめてやった
間違っててもしらね
俺・・・書き手。女子と仲良くなりたいだけなのに、クラスの連中からオカマ疑惑をかけられた。
ケン・・・小5で同じクラスになった友達。いろいろ教えてくれる悪友。
タカシ・・・先輩。野球が上手で一緒に遊んでくれたが、タカシが中学へ上がると疎遠に。姉とKと同級。
K・・・タカシの取り巻き。オナニーを教えたら怒られる。
姉・・・巨乳疑惑のある俺の姉。
S・・・小3のときよく遊んだ子。東京からの転校生。
今、どこに住んでるの?
そんな内容だったと思う。
Kは「あなたの知らないとこだよ。近いうちにそっちに遊びに行くからその時に、会お?」と言われた。
もちろん返事はOKだ。
その日の夜、ふと気配に目を覚ました。
枕元にはKの姿。
Kは妖艶に光る瞳をこちらに向け、ニコっと笑みを浮かべて「目覚めちゃったみたい。」とつぶやいた。
触ろうとしても触れない。
でも、気配はある。
こうして始まったんです。K(?)との不思議な生活が。
Kはその日から枕元どころか四六時中俺の横にいるようになった。
でも、周りには見えない。
俺にしか見えない。
友達との電話中、『いま、女の子いる?笑い声が…』とかはしょっちゅうあった。
俺は中学3年にあがり、オカルト研究に情熱を注いだ。
オカルト研究部は、ニセモノばかりだ。
UMAやらUFOやら実在もしていないであろう者や事象にばかり熱をいれ、霊的なものにはあまり触れない。
触れたがらない。
俺が透視をした(Kが指を指して教えてくれる)ときは、「ま、まぐれだねー(^_^;)」とか言いやがるし、霊だけは異様に信じようとしない。
ある日、俺はKに言い掛けた。
「俺の近くにいて、何がしたいんだ」って。
Kは「ずっと、近くにいたい」って。
「しゃべれんじゃねーか!!!」とリビングでつっこみを入れてしまい、家族から変な視線をいれられたが何とかやり過ごした。
その日の夜、姉にKの事を話した。
俺「姉ちゃん。Kの事なんだけどさ」
姉「あ、メール届いた⁇どーお?」
俺「どうって…K近々こっち来るって言ってたけどさ…」
姉「へー!じゃあ、家に呼ぼうか?」
俺「うん…(ここにいるなんて、言えないな。)」
こんな感じ
…?
てな感じで書きだめは終わりですね。
これ、一応実話ぼかして書いてます。
>>68
友達と泊まりでパーティした時に、友達の妹さんがすごい大きかった。
身長もだけど、逆に雌型巨人のような子はタイプなんですよね~
俺は今何歳なの?
まだ続くんだよな?
フィクションなら乳属性ということで低身長爆乳娘を挿入してくれ
エロいとなおよし
そしておやすみ
kは霊的なにかってこと?
えwどういうことなのこれw
K死んでるの?w
85 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 04:37:08.77 ID:xySKukWLI
なんだ新手の空気嫁の話か
はよ
4 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 02:36:50.38 ID:xySKukWLI
いきなり小学3年の時からの話になるけど、お手柔らかに。
2
小学3年の春、俺は新しいクラスのメンツに比較的早く馴染んでいたと思う。
今では考えられないくらい、友達という存在に貪欲だった。
もちろん、男女問わず仲が良かったつもりだが今思えばこれまでは男子同士でしか遊んだことが無かった。
その歳のガキから見たら、女子と遊ぶなんて考えられなかったね。
趣味が違うし。
だが、クラスが変わってから数ヶ月が経ち、俺は女子とも仲良くなりたいと思い始め、出来るだけ女子の趣味を理解できるよう心がけた。
しかし、現実は非情か。
俺にオカマ疑惑が浮上した。
5 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 02:37:41.88 ID:xySKukWLI
仲良しの友達には「最近、変だよお前ー。」と言われる他、なんと女子からは「ねぇ、君って変わってるよねー(笑)」「周りの人と全然雰囲気違うー(笑)」などとおちょくられた。
しかし、この頃の俺はやっぱ変わっていて「(女子にこんなに声をかけられたのなんて初めてだ…)これを機に女子と仲良くなろう!」こんなことを放課後、夕日の差した教室で目論んでいた。
6 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 02:38:31.97 ID:xySKukWLI
この頃は意味なく教室に居残ったりして、友達のリコーダー練習を眺めていた。そしてそれが終わって友達から「よっしゃ、これからどっかいかねー⁉」って言われるのを期待してたんだよなあ。
でも、変わり者が故に避けられたりしてさ。
敢えて誰もいない教室でひっそりしてると妙に安心したんだ。
こんなのって小3のガキのすることじゃないよな。
話を戻す。
7 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 02:39:18.34 ID:xySKukWLI
さて帰るか、とランドセルを持ち上げドアに手をかけた。
すると、背後から「ねぇ?…ねぇねぇ!俺君!」と女の声がした。
俺は驚き、走って逃げた。
8 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 02:40:23.16 ID:xySKukWLI
声の主はとても足が速く、直ぐ俺に追いつき肩を掴んできた。
一方俺はぜえぜえと息を切らし、事態を把握できず、ただ中腰のまま廊下に立っていた。
「大丈夫だよ!あたし、ほら同じクラスのSだよ?」と言いながら必死に俺を落ち着かせる素振りをみせた。
俺は「あ、ああ!でもなんでお前が?居残りでもしてたのかよ!」と答えた。
閑は「ううん」と否定した後で「実は…」と話を進めた。
俺たちはとりあえず学校から比較的近所の公園で話し合う事にした。
9 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 02:41:10.17 ID:xySKukWLI
Sは東京から引っ越してきた転校生だった。越してきたのは小2の頃だったのだが、当時はクラスも違うし接点なんて一つも無かった。
たまに見る、でもどこにでもいるようなやつ。俺の中ではそんな位置づけだった。
俺とSはブランコに乗りながら話し合うことにした。
Sは俺に「聞きたいこと」がある、と言い
「俺君て女の子になりたいの?」と言い放った。
「いやいやいや!お前は俺を誤解しているよ!」
返事をするまで1秒かからなかったと思う。それくらいの早さ。
Sも思わず、「わあ」と目を丸まると開き、完全に引いていた。
「俺はただ!女子と仲良くなりたかっただけだ。」
とSに納得してもらうように話し始める。
「そしたら周りに勘違いされたんだよ!」
とにかく俺は必死だった。
「でも、なんで中休みや昼休みに一輪車とか竹馬とかわざわざ女の子がやるような事をしてるの?」と持つ疑問を素直に聞くS。
「だってよ、そうでもしないと仲良くなれないだろ?興味もあったしな!」
俺はとにかく必死。
「なるほどねー。」Sはそう言った後、クスクスと笑いながら
「俺君は女子のことを勘違いしてるよー」
俺には正直意味がわからなかった。
10 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 02:41:54.91 ID:xySKukWLI
そうか、俺は勘違いをしてたんだな。
Sと別れて、帰り道ずっと反省していた。Sに言われなきゃ気づかなかったし、また言われたことで新たな勘違いが生まれた。
その勘違いは後ほど語ろうと思う。
指摘があった翌日からはまた積極的に男子とカタキやドッヂボール、鬼ごっこをしていた。
度々、「今日は竹馬じゃねーのかよ!」とおちょくられたが、「もう一生しねーよ!」と俺は返す。もちろん本心から。
また、休日は野球をしたり仲間内でテレビゲームをしたりで小3にしてはハードスケジュールだった。
なんと野球仲間には歳上が居て、3つくらい歳が離れている。
この事がきっかけになってますます世界が広がった。
11 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 02:42:43.66 ID:xySKukWLI
いつも土日といえば友達といることがほとんどだった。
しかし、この日は珍しく先輩と遊んだ。抜き打ちで練習に付き合ってくれるとのことだった。
先輩の名は尚志。俺は親しみを込めてタカシと呼んでいた。
タカシは野球がすごく上手で憧れの存在だった。しかも女子と物凄く仲が良い。少数ではあるがいわゆる取り巻きが居て、中に俺の姉貴もいた。
なんだか、複雑だった。
12 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 02:43:25.15 ID:xySKukWLI
姉貴は「あんたいつの間にタカシ君と仲良くなったの?」と聞いてきたが素っ気ない態度で「知らね」とだけ答えた。
実際、この気持ち、分かるだろう?
野球をいつもより早く切り上げ憂鬱な気分で休日を過ごした。
姉貴が家でタカシの話をし、しかも楽しそう。だって見たことないくらい楽しそうなんだもんよ。
月曜日、もうクラスでも「固定グループ」なるものができていた。
男子のグループや女子のグループ。その中でも特に仲の良い人同士で集まっているグループもあった。
俺はグループとかには入ってなかったけど放課後、かなりの割合で絡むやつが出来ていた。
Sだった。
13 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 02:44:28.01 ID:xySKukWLI
Sの家は比較的近所だった。(チャリで3分くらい)
そんでもって俺は集団下校でSと同じメンバーだった。
その集団の中で俺らの学年の人がSしか居なかったこともあってこの日から妙に親密になっていた。
放課後は駄菓子屋に寄って、決して多くはないがそれでも当時からしたら十分なほどの菓子を買い
そしてSと一緒に公園でそれを食べながら遊んでいた。
これが日課のようなものだった。
今振り返って見るとあれだけの少ない金でよくあんなに満足できたなと思う。それは友達がいたからであって、一人で食べてたなら全く楽しくなかったんじゃないかな。
ま、今となっては一人(?)のが当たり前になってるけどね。
14 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 02:45:14.10 ID:xySKukWLI
一応言っておきます。この話は基本放課後のこと書いています。
Sとまたいつもの様に帰る。
俺はSに「俺ら最近仲良くね?」と言うとSは、ゆっくりとした口調で「へへ、そうだね」と可愛らしく返してきた。
なぜか、姉ちゃんに似てるような気がしたけど、こいつは妹みたいな存在なのかな、そう感じていた。
Sは「そう言えば、今日はウチで遊ぼうよ!こんな機会滅多に無いよ?」とハツラツとした態度で言った。
俺は遠慮なく「おう。」と返す。
15 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 02:46:02.01 ID:xySKukWLI
Sは姉妹がいて、上に姉と下には妹。姉の方には会ったことは無かったがうちの姉貴と同い年だということがわかった。
妹とは一回しか遊んだ事がない。
それからはめっきり会わなくなったな。
Sの家はごく普通の家だったのだが、俺からしたらわりとお金持ちな印象があった。
Sとお菓子を食べながらテレビゲームをした。
俺が勝つたびにSはムキになってキーキー騒ぐのだが、後半になると足でゲシゲシ蹴ってきた。
そこで「次が本当にラストだから!」とSが言い俺が、「あ、じゃあ俺が買ったら何して貰おうかな~」と意地悪に返した。
「何でもするよ!」
「よっし、オッケー」
10分後。
俺が勝った。
妹とは一回しか遊んだ事がない。
それからはめっきり会わなくなったな。
Sの家はごく普通の家だったのだが、俺からしたらわりとお金持ちな印象があった。
Sとお菓子を食べながらテレビゲームをした。
俺が勝つたびにSはムキになってキーキー騒ぐのだが、後半になると足でゲシゲシ蹴ってきた。
そこで「次が本当にラストだから!」とSが言い俺が、「あ、じゃあ俺が買ったら何して貰おうかな~」と意地悪に返した。
「何でもするよ!」
「よっし、オッケー」
10分後。
俺が勝った。
16 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 02:46:43.07 ID:xySKukWLI
なんでもする。と言ったからにはしてもらおう。
だが、何を?
そこでSが口を開く。
S「え、エロいのはダメだよ?」
俺「わかってるわ!」
S「なんだー!じゃあそんな悩むなや~」
そんなやり取り。
俺はSに「じゃあ一生のお願いとして保留にさせて!」
「保留?」と不安げに聞くS。
「今は使わないでとっておくって事だ!」と教えた。
その日はSの家で遅くまで遊んだ。(それでも5時が門限。)
17 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 02:47:30.08 ID:xySKukWLI
次の日。
珍しく男女グループで放課後を過ごすことになった。
でも、Sがいない。
正直、この辺で少しSに依存していた気がした。
この日ほど、一人ぼっちの放課後が懐かしく感じた日はなかったかな。
俺、やっぱ一人の方が好きなのかもなとか思いながら過ごした。
18 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 02:48:47.40 ID:xySKukWLI
後日の学校での事。
その日は中休み、タカシに会って野球の事で話し合ってた。
その話は昼休みにもしてたんだけど、その時に俺の中では割りと衝撃的な事が起こった。
19 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 02:49:27.53 ID:xySKukWLI
タカシの取り巻きなのかわからないが、先輩の女子が一人近づいてきていきなり自己紹介された。
「うち、Kっていうの。そっちは?」
「俺。」みたいな。
その日以来、Kはいっつも野球の試合のときとかは麦茶を持ってきてくれた。
20 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 02:50:04.71 ID:xySKukWLI
小3-小4時代はこんな調子で変わった事なし。小4の終わりくらいからKと遊び始めたくらいかな。
でもSとも自然と遊ばなくなったけど。
でも俺にしたら一人でいれる時間も増えたし、野球もできて良かったんかな。
革命が起きたのは、小5のとき。
クラス替えでケンって言う友達が出来たんだ。
ちなみにケンは俺とは正反対の超社交的な性格。
21 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 02:51:00.40 ID:xySKukWLI
ここいらで何か質問とかあれば受け付けますよー。
22 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 02:54:02.44 ID:EppolPT10
この後Sと絡む展開はありますか
23 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 02:58:15.01 ID:xySKukWLI
>>22
ありますよー。
ありますよー。
24 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 02:59:16.95 ID:xySKukWLI
続き
ケンと友達になった事で、とにかく視野が広がった。
インターネットを教わったり、バカな事もした。
何よりオナニーを教えてくれた。
25 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:00:23.54 ID:xySKukWLI
それから悪い=かっこいいみたいな感じで、ケンといるのが楽しかった。
当時からしたら、放課後にケンの家でインターネット開きながらグラビアを眺めるのが悪いような気がしてさ。
26 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:01:22.70 ID:xySKukWLI
で、タカシは中学に上がって野球部に入ってたからこっちは野球をしなくなった。
でも、Kはたまにメールで「遊ぼーよー」とか言ってくれてた。
ちなみにyanoo!メールな。ケータイ無かったからさ。
27 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:02:10.12 ID:xySKukWLI
たまにはKと遊びたいなって気持ちになってKにメールした。
『今度の土曜日に遊ばない?』って。
しばらくしてからKからOKの返事が来た。
で、土曜日に会った。
28 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:03:04.70 ID:xySKukWLI
ケンから「女子と遊ぶ時はワックスとかつけておしゃれしてけ」とアドバイスをもらっていたので、ケンが選んでくれた服にきがえて行った。
ワックスとかはつけなかったけど。
Kは久々に見た俺に、「なんか雰囲気違うー」とか「なんか、大人になったのかな⁇」とかとにかく珍しいものを見るような目で見てきた。
29 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:03:54.60 ID:xySKukWLI
場所はKの家だったんだけど、年上の、しかも女子の部屋っていうのはすごく特別な気がして変に緊張した。
少し沈黙があってから、Kが「どうして野球やらないの?いつも何してるの?」って言われた。
でも、何回か言われてやっと気づいたけど。
30 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:04:33.68 ID:xySKukWLI
「特に何も。」それしか言えなかった。
常識的に考えて、オナニーしてるとかグラビア眺めてるとか言えないし。
でも、Kはしつこく聞いてくるから言ってしまった。
31 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:05:36.77 ID:xySKukWLI
「アレだよ。うん。オナニー(小声)」
Kは「何何何!!それ!」みたいに食いついてくるから、言ってやった。ってか、Kの家にパソコンがあったから教えてやった。
さすがに一緒に見るのはアレだから、こっそり部屋に戻ってドキドキしてた。
32 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:06:45.46 ID:xySKukWLI
「ちょっとぉ!!なんてもん見せてくれんの!」とか言いながら顔真っ赤にして戻ってくるK。
それから始終無言がつづいたから、俺は帰った。
後日、この事をケンに話したら「凄い事だそれは。引くわ。」と言われた。
33 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:07:43.75 ID:xySKukWLI
それからKとは連絡を取らなくなったし、いろいろ反省してた。
Kが中3の時になんで連絡取らなくなったかってのが分かったけど。
34 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:08:14.58 ID:xySKukWLI
ここまでで何か質問ある?
35 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:10:25.83 ID:EppolPT10
今後よく出てくる登場人物を軽くでいいからまとめてもらいたい
36 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:13:12.93 ID:xySKukWLI
>>35
俺
ケン
K
姉
S
俺
ケン
K
姉
S
37 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:16:49.21 ID:xySKukWLI
中学時代は、やっと自分のケータイを持てた。
でも、一年の時自分のゲーム機を手に入れてからは引きこもりがちになったかな。
ケンは私立中学に進み、俺は公立。
俺はクラスに馴染めず、引きこもることしか出来なかった。
38 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:17:42.89 ID:xySKukWLI
学校からも連絡が来たり、家庭訪問とかもあったけど、全く行く気にぬらなかった。
勉強は家庭教師が教えてくれたし、学校はテストのある日しか行かない。そんな感じ。
で、ある日の夜にインターホンが鳴ったんだけど、その日は家庭教師が来る日じゃなかったから放置してた。
39 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:18:30.09 ID:xySKukWLI
暫くして、親から呼び出された。
でも、クラスメートとは会いたくないし担任にも会いたくなかった俺は何にも応じなかった。
一人で、ゲームに逃げるしか無かった。
ロード中、部屋にノックが響き、「俺だよ。ケンだ。」聞き覚えのある声がした。
俺は耳を疑った。
40 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:19:20.07 ID:xySKukWLI
「また、来るわ」
ケンは帰って行った。
後日、担任からの連絡があり、転校生が来たから顔を出せ。と。
いつぶりにか登校しようと思った。
もしかしたら転校生と仲良くなれるかなって、そんな期待しながら。
42 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:20:59.09 ID:xySKukWLI
いつの間にか紅葉か。
外っていいなって思ってた。あの季節を感じた時のワクワクする気持ち。
久しぶりに登校するから、経験した事の無い緊張感があった。
廊下には、担任と転校生とみられる男の後ろ姿があった。
43 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:20:59.78 ID:EppolPT10
軽くすらまとまっていない件
44 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:22:40.15 ID:xySKukWLI
>>43
すみません、、まとめるって言っても難しいです
すみません、、まとめるって言っても難しいです
45 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:23:25.11 ID:xySKukWLI
俺は、遅刻ギリギリに教室についた。
ガラッとドアを開けると、みんなが凍りついたように見てきた。
やっぱり、嫌だな。と思った時だった。
担任と入ってきた転校生はケンだった。
46 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:24:41.52 ID:xySKukWLI
ケンは、本当にイケメンで背も伸びていた。正直、自己紹介が無きゃわからなかった。
クラスにはケンを知っている人も居てて、転校初日でケンは人気者だった。
俺は黙ってその光景を見ることしか出来なかったけど。
47 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:25:16.33 ID:xySKukWLI
その日、久しぶりに給食をたべた。
でも、気づいたら自分とクラスメートの机は離されていて、何と無く疎外感を感じた。
一人のが好きなのに、何でかやっとわかった。
疎外感があるから学校に行くのが嫌なんだなって。
57 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:34:31.16 ID:eHNRwB2q0
49 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:26:18.06 ID:xySKukWLI
そんな時に、ケンがやってきて「実はこいつ、俺の親友なんだw」って。
昨日は顔も出さなかった俺に、ケンはそう言ってくれた。
みんなは笑ってたけど、俺は嬉しかった。
俺はケンのことが、心の底から好きになってしまった。
59 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:36:47.02 ID:xySKukWLI
51 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:30:11.97 ID:xySKukWLI
あれからちょくちょく学校に通うようになり、活動拠点は主に図書室だった。
なんでかと言うと、そこに気になる先輩が居たからだ。
最初は同学年だと思ったけど、リボンの色で先輩だと知った。
52 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:30:55.59 ID:xySKukWLI
その先輩はどことなくKに似ていて、可愛らしいというよりも綺麗だった。
そんな先輩をいつも眺めているだけで、心が落ちついていた。
でも、その先輩は3年なので、もうすぐ卒業だと知ったときは不登校していた自分を恨むくらいだった。
53 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:31:31.72 ID:xySKukWLI
ケンはバスケ部に入っていて、休みの日も部活。
部活終わりの昼はたまに遊んだりしていた。
その時に、ケンから髪型を指摘された。
思えば引きこもった時から伸ばしっぱなしだったから相当もっさりしてた。
54 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:32:15.56 ID:xySKukWLI
そして生まれて初めての美容室に行った。
どんな髪型がいいかと聞かれたが、だまっていた。
しかし美容師は「ではすいていきますねー。よろしいですか?」と何か陽気だった。
おにいちゃん髪質いいねーとか、ワックスつける?とか言われていたけど、ずっとシカトしてた。
55 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:33:08.49 ID:xySKukWLI
仕上がりで、自分の素顔をまじまじと久しぶりに見たのでちょっと恥ずかしくなった。
なぜか、眉毛も剃られた。
次の日、学校行ったらどうなっちゃうのかなー。なんて考えながら家路についた。
56 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:33:54.89 ID:xySKukWLI
学校では、クラスメートから「おっ、イメチェン!」など言われたが、不思議と悪い気はしなかった。
その日の放課後に図書室に行ったら、先輩から話かけられた。
Kだった。
58 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:34:51.81 ID:xySKukWLI
俺はリアルに「え、あ、え?」状態。
Kは「あー、んー…」って感じ。
で、手をさっさ。と動かして、どこかに行ってしまった。
次の日からKは図書室に来なくなった。
60 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:37:37.92 ID:xySKukWLI
中学二年にあがり、とうとうKに会えずに終わったな。って少し落ち込んでた。
姉から聞いた話、Kは県外に移住しているらしい。
そこで、姉がわざわざ俺の為にとKの連絡先を聞いてくれた。
61 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:38:17.33 ID:xySKukWLI
Kとはもう連絡は取れないと思っていた。パソコンの方も反応が無かったし。
でも、やっと連絡を取ることが出来た。
「Kだよ!久しぶり~」ってこれだけでもすごく嬉しかった。
俺はすぐ返事を返した。
62 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:38:46.39 ID:EppolPT10
しゃーねーから俺がまとめてやった
間違っててもしらね
俺・・・書き手。女子と仲良くなりたいだけなのに、クラスの連中からオカマ疑惑をかけられた。
ケン・・・小5で同じクラスになった友達。いろいろ教えてくれる悪友。
タカシ・・・先輩。野球が上手で一緒に遊んでくれたが、タカシが中学へ上がると疎遠に。姉とKと同級。
K・・・タカシの取り巻き。オナニーを教えたら怒られる。
姉・・・巨乳疑惑のある俺の姉。
S・・・小3のときよく遊んだ子。東京からの転校生。
64 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:39:36.81 ID:ew7a7Knp0
>>62
おっ、サンキュー
おっ、サンキュー
65 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:39:46.51 ID:xySKukWLI
63 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:38:47.16 ID:xySKukWLI
今、どこに住んでるの?
そんな内容だったと思う。
Kは「あなたの知らないとこだよ。近いうちにそっちに遊びに行くからその時に、会お?」と言われた。
もちろん返事はOKだ。
66 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:41:43.45 ID:xySKukWLI
その日の夜、ふと気配に目を覚ました。
枕元にはKの姿。
Kは妖艶に光る瞳をこちらに向け、ニコっと笑みを浮かべて「目覚めちゃったみたい。」とつぶやいた。
触ろうとしても触れない。
でも、気配はある。
こうして始まったんです。K(?)との不思議な生活が。
67 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:42:14.90 ID:xySKukWLI
Kはその日から枕元どころか四六時中俺の横にいるようになった。
でも、周りには見えない。
俺にしか見えない。
友達との電話中、『いま、女の子いる?笑い声が…』とかはしょっちゅうあった。
俺は中学3年にあがり、オカルト研究に情熱を注いだ。
69 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:42:49.76 ID:xySKukWLI
オカルト研究部は、ニセモノばかりだ。
UMAやらUFOやら実在もしていないであろう者や事象にばかり熱をいれ、霊的なものにはあまり触れない。
触れたがらない。
俺が透視をした(Kが指を指して教えてくれる)ときは、「ま、まぐれだねー(^_^;)」とか言いやがるし、霊だけは異様に信じようとしない。
ある日、俺はKに言い掛けた。
「俺の近くにいて、何がしたいんだ」って。
70 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:43:38.25 ID:xySKukWLI
Kは「ずっと、近くにいたい」って。
「しゃべれんじゃねーか!!!」とリビングでつっこみを入れてしまい、家族から変な視線をいれられたが何とかやり過ごした。
その日の夜、姉にKの事を話した。
71 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:44:13.28 ID:xySKukWLI
俺「姉ちゃん。Kの事なんだけどさ」
姉「あ、メール届いた⁇どーお?」
俺「どうって…K近々こっち来るって言ってたけどさ…」
姉「へー!じゃあ、家に呼ぼうか?」
俺「うん…(ここにいるなんて、言えないな。)」
こんな感じ
72 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:47:19.05 ID:ew7a7Knp0
…?
75 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:50:21.81 ID:xySKukWLI
>>72
どうしても現実受け止められないんで、Kが県外に移住した辺りからフィクションで書いてます。
これからもフィクションで書いて行こうかなと思っています。
ゆくゆくは主要人物も描いていこうかなと思ってますよー。
どうしても現実受け止められないんで、Kが県外に移住した辺りからフィクションで書いてます。
これからもフィクションで書いて行こうかなと思っています。
ゆくゆくは主要人物も描いていこうかなと思ってますよー。
73 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:47:33.57 ID:xySKukWLI
てな感じで書きだめは終わりですね。
これ、一応実話ぼかして書いてます。
>>68
友達と泊まりでパーティした時に、友達の妹さんがすごい大きかった。
身長もだけど、逆に雌型巨人のような子はタイプなんですよね~
76 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:50:35.00 ID:doXGdf040
79 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:55:24.42 ID:xySKukWLI
>>76
身長は僕より高いんで170cmはあるかと。
細いけど出るとこ出てるし、何より血が繋がってないので友人からは良く嫉妬されます。
身長は僕より高いんで170cmはあるかと。
細いけど出るとこ出てるし、何より血が繋がってないので友人からは良く嫉妬されます。
74 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:50:00.08 ID:gfeAIZpQ0
俺は今何歳なの?
まだ続くんだよな?
77 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:53:04.64 ID:xySKukWLI
>>74
まだ続けていきますよ~。
これから七時くらいまで書きだめしていって、十分たまったら投下していきます。
実話×フィクションのSSは初めてなんで興奮しております。
何か出して欲しいな~って属性やキャラなどあれば受け付けまーす。
まだ続けていきますよ~。
これから七時くらいまで書きだめしていって、十分たまったら投下していきます。
実話×フィクションのSSは初めてなんで興奮しております。
何か出して欲しいな~って属性やキャラなどあれば受け付けまーす。
78 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:53:18.93 ID:EppolPT10
>>74
たぶん中3
だから年上連中(タカシ、K、姉)は高校生と推測
たぶん中3
だから年上連中(タカシ、K、姉)は高校生と推測
80 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:56:50.94 ID:xySKukWLI
81 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 03:59:04.55 ID:doXGdf040
フィクションなら乳属性ということで低身長爆乳娘を挿入してくれ
エロいとなおよし
そしておやすみ
82 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 04:10:53.40 ID:xySKukWLI
>>81
低身長爆乳娘っすね。了解~
低身長爆乳娘っすね。了解~
83 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 04:20:41.46 ID:9WsKHJ7i0
kは霊的なにかってこと?
90 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 04:43:13.59 ID:xySKukWLI
>>83-84
実際のKは日本のどこかで暮らしてますけど、フィクション織り交ぜた結果こうなりましたm(__)m
すみません、文才ないですよね…
実際のKは日本のどこかで暮らしてますけど、フィクション織り交ぜた結果こうなりましたm(__)m
すみません、文才ないですよね…
84 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 04:27:54.97 ID:E8aC9KOy0
えwどういうことなのこれw
K死んでるの?w
85 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 04:37:08.77 ID:xySKukWLI
どうしよう。まいった。
俺は受験勉強どころかゲームにすら手をつけられずにいた。
まさか、自分は幻覚を見ているのでは無いか。そう疑ったが透視()してるし、それは無い。
目の前の状況に全く理解できないでいた。
オカルト研究に走るとは言ったが自分の今いる状況はガチだ。
オカルト研究どころか実践に入っている。
もしかしたらこの先、Kはずっと俺についてくるのか。
オナニーはどうする?
ergは?
もし、実体の彼女が出来たら、どんな顔してイチャこけばいいんだ?
そんな時に着信音が鳴った。ケンからだ。
俺は受験勉強どころかゲームにすら手をつけられずにいた。
まさか、自分は幻覚を見ているのでは無いか。そう疑ったが透視()してるし、それは無い。
目の前の状況に全く理解できないでいた。
オカルト研究に走るとは言ったが自分の今いる状況はガチだ。
オカルト研究どころか実践に入っている。
もしかしたらこの先、Kはずっと俺についてくるのか。
オナニーはどうする?
ergは?
もし、実体の彼女が出来たら、どんな顔してイチャこけばいいんだ?
そんな時に着信音が鳴った。ケンからだ。
86 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 04:37:47.45 ID:xySKukWLI
「はい、もしもし」
『呼ばれた気がしたんだ。お前に』
「えっ?確かにちょっと悩み事あったけど…」
『そうか。やっぱり、電話して良かったな』
「ケン…」
『でも、最近のお前は前よりもずっと生き生きしてるよ。』
「ケン…」
『俺らは 運 命 共 同 体 だからな。』ピッ
何も解決しなかった。
『呼ばれた気がしたんだ。お前に』
「えっ?確かにちょっと悩み事あったけど…」
『そうか。やっぱり、電話して良かったな』
「ケン…」
『でも、最近のお前は前よりもずっと生き生きしてるよ。』
「ケン…」
『俺らは 運 命 共 同 体 だからな。』ピッ
何も解決しなかった。
87 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 04:38:59.43 ID:xySKukWLI
さて、こいつをどうしよう。
まずは本人に聞くか。Liheで。
「元気ですか」っと。
レスガトドイタヨー
「早っ」
どれどれ~
『うんー。そっちは⁇』
「なんかKに良く似た幽霊が毎日出てきてさ(^_^;)」
『おっ。やっと来た⁇』
「えっ?」
まずは本人に聞くか。Liheで。
「元気ですか」っと。
レスガトドイタヨー
「早っ」
どれどれ~
『うんー。そっちは⁇』
「なんかKに良く似た幽霊が毎日出てきてさ(^_^;)」
『おっ。やっと来た⁇』
「えっ?」
88 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 04:39:39.16 ID:xySKukWLI
『それね、あたしが作ったエアーワイフ(プロトタイプ)なの~』
『試作だから簡単な言葉しか喋れないけどさ!』
「いやいやいや、なんてもん送ってんの!」
『いいじゃん!エアーだから触れないけど、さみしくないしょ⁇』
「幽霊かと思ってオカルト研究部にまで入ったんだぞ⁈」
『悪かったってー。忙しいからまたね!オナニーしすぎんなよ?』
『ま、その子がいたら出来ないか!』
「全く…」
『(既読無視)』
こうして、K改めエアーワイフ(プロトタイプ)との生活が始まった。
『試作だから簡単な言葉しか喋れないけどさ!』
「いやいやいや、なんてもん送ってんの!」
『いいじゃん!エアーだから触れないけど、さみしくないしょ⁇』
「幽霊かと思ってオカルト研究部にまで入ったんだぞ⁈」
『悪かったってー。忙しいからまたね!オナニーしすぎんなよ?』
『ま、その子がいたら出来ないか!』
「全く…」
『(既読無視)』
こうして、K改めエアーワイフ(プロトタイプ)との生活が始まった。
89 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 04:40:12.86 ID:xySKukWLI
でもどうしてこいつは周りに見えず俺にだけ見えるんだ?
おかしいなあ。
エア子「K。K。」
俺「どうかしたのか?」
タクハイビンデース
ココニインカンヲー
アザーッス
俺「Kからだ。なになに」
『アップデート用格納器&ワイフエフェクター』
説明書と本体か。
まず、このアプデ用格納器にエア子をいれて?
次にエフェクターに接続。
自分好みの匂い、声、顔、身長、髪型に設定出来るのか。
性格はデフォルト、ツンデレ、ヤンデレetcからランダムか。
なるほどぉ。
で、修正ポイントが見つかり次第アプデ用メモリーを送る、か。
おかしいなあ。
エア子「K。K。」
俺「どうかしたのか?」
タクハイビンデース
ココニインカンヲー
アザーッス
俺「Kからだ。なになに」
『アップデート用格納器&ワイフエフェクター』
説明書と本体か。
まず、このアプデ用格納器にエア子をいれて?
次にエフェクターに接続。
自分好みの匂い、声、顔、身長、髪型に設定出来るのか。
性格はデフォルト、ツンデレ、ヤンデレetcからランダムか。
なるほどぉ。
で、修正ポイントが見つかり次第アプデ用メモリーを送る、か。
91 :名も無き被検体774号+:2014/01/31(金) 04:43:27.26 ID:E8aC9KOy0
なんだ新手の空気嫁の話か