1: 2019/06/30(日) 00:15:54.98 ID:ThoSlr/79
話題の「UberEats」6ヵ月で200万円稼いでわかったこと(服部 隆宏) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/65558
新形態の「出前」として話題のUberEats(ウーバーイーツ)。タクシー配車サービスなどで世界的に有名なウーバー・テクノロジーズ社が、日本で2016年9月から開始したオンラインフードデリバリーサービスだ。スマートフォンのアプリでマッチングされた配達員が料理を届けるという、その就労形態に特徴があり注目されている。果たして儲かるのか、配達員の生の声を聞いた。
暇つぶしで始めたら
私は美大を卒業してからというもの、医療の受付事務やイベントの設営、家電の配送、ディスカウントショップの店員など、いろいろな仕事を経験してきましたが、なかなか夢中になれるものは見つかりませんでした。
UberEatsについては企業セミナーなどで見聞きしていましたし、「稼げる」という噂や自転車で街乗りをするのが趣味であったので、かねがね興味はもっていました。ただ、当初は「面白い発想のビジネス」くらいの他人事でした。
そんなある日、就職活動の合間のアルバイトのつもりで何気なくUberEatsをはじめてみると、初日の7時間で1万円ほど稼げてしまったのです。意外に稼げるということ、そして想像以上に巧妙なシステムの仕組み、様々な人のライフスタイルと価値観に触れ、よりいっそう興味を持ちました。なにより趣味の街乗りがそのまま仕事になったような感じで、こんなに楽しい気持ちで毎日仕事ができたのは初めての経験でした。
UberEatsはこんな仕組み
注文から配達の流れは、以下のとおりです。
(1)注文者がスマートフォンアプリで注文
(2)オーダーを受け取ったレストランが調理を開始
(3)AIが近所にいる配達員を選定しリクエストを送信
(4)リクエストを受理した配達員がレストランまでピックアップに向かう
(5)ピックアップ後にはじめて注文者の住所情報が明かされ配達する
1km程度の距離ならば注文から15分ほどで配達できてしまうこともあり、うまく機能すれば非常に効率的な配達システムであるといえます。
注文者、店舗、配達員は、それぞれ評価をつけあうことが出来る仕組みになっています。元請け下請けという上下のカタチではなく、それぞれがフェアな関係性を築くことをコンセプトに設計されています。
(略)
配達データをまとめた
では、実際の配達データを見てみましょう。今回公開しているデータは東京都心部、文京区、台東区、中央区、港区、渋谷区を中心としたエリアの6ヵ月分の乗車のデータです(5月14日のみ京都での配達を含む)。
2018年12月11日~6月9日の6ヵ月26週181日で、3495件の配達を達成しました。これは1日約19.3件のペースです。
週平均の稼働時間は約52時間25分で、労働法の基本的な労働時間である40時間を12時間半ほど超過しています。売上は合計で200万円ほどになりましたが、天候に関係なくほぼ毎日6~12時間、走行距離にして70~100km程度自転車に乗り続ける必要があります。この期間で一日完全に休んだのは9日間のみになります。
時給は大方で1300~1600円ほどの間で推移しています。2月16日から、よりスピードが出せて疲労の少ない自転車に乗り換えていますが、時給アップや売上げアップに直結しているようにはみられません。配達スピードが違ってもそれほど差がでないようAIが調整していると感じます。
(続きはソース)
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/65558
新形態の「出前」として話題のUberEats(ウーバーイーツ)。タクシー配車サービスなどで世界的に有名なウーバー・テクノロジーズ社が、日本で2016年9月から開始したオンラインフードデリバリーサービスだ。スマートフォンのアプリでマッチングされた配達員が料理を届けるという、その就労形態に特徴があり注目されている。果たして儲かるのか、配達員の生の声を聞いた。
暇つぶしで始めたら
私は美大を卒業してからというもの、医療の受付事務やイベントの設営、家電の配送、ディスカウントショップの店員など、いろいろな仕事を経験してきましたが、なかなか夢中になれるものは見つかりませんでした。
UberEatsについては企業セミナーなどで見聞きしていましたし、「稼げる」という噂や自転車で街乗りをするのが趣味であったので、かねがね興味はもっていました。ただ、当初は「面白い発想のビジネス」くらいの他人事でした。
そんなある日、就職活動の合間のアルバイトのつもりで何気なくUberEatsをはじめてみると、初日の7時間で1万円ほど稼げてしまったのです。意外に稼げるということ、そして想像以上に巧妙なシステムの仕組み、様々な人のライフスタイルと価値観に触れ、よりいっそう興味を持ちました。なにより趣味の街乗りがそのまま仕事になったような感じで、こんなに楽しい気持ちで毎日仕事ができたのは初めての経験でした。
UberEatsはこんな仕組み
注文から配達の流れは、以下のとおりです。
(1)注文者がスマートフォンアプリで注文
(2)オーダーを受け取ったレストランが調理を開始
(3)AIが近所にいる配達員を選定しリクエストを送信
(4)リクエストを受理した配達員がレストランまでピックアップに向かう
(5)ピックアップ後にはじめて注文者の住所情報が明かされ配達する
1km程度の距離ならば注文から15分ほどで配達できてしまうこともあり、うまく機能すれば非常に効率的な配達システムであるといえます。
注文者、店舗、配達員は、それぞれ評価をつけあうことが出来る仕組みになっています。元請け下請けという上下のカタチではなく、それぞれがフェアな関係性を築くことをコンセプトに設計されています。
(略)
配達データをまとめた
では、実際の配達データを見てみましょう。今回公開しているデータは東京都心部、文京区、台東区、中央区、港区、渋谷区を中心としたエリアの6ヵ月分の乗車のデータです(5月14日のみ京都での配達を含む)。
2018年12月11日~6月9日の6ヵ月26週181日で、3495件の配達を達成しました。これは1日約19.3件のペースです。
週平均の稼働時間は約52時間25分で、労働法の基本的な労働時間である40時間を12時間半ほど超過しています。売上は合計で200万円ほどになりましたが、天候に関係なくほぼ毎日6~12時間、走行距離にして70~100km程度自転車に乗り続ける必要があります。この期間で一日完全に休んだのは9日間のみになります。
時給は大方で1300~1600円ほどの間で推移しています。2月16日から、よりスピードが出せて疲労の少ない自転車に乗り換えていますが、時給アップや売上げアップに直結しているようにはみられません。配達スピードが違ってもそれほど差がでないようAIが調整していると感じます。
(続きはソース)
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