1: 2015/08/28(金) 11:29:18.28 ID:???*.net
米離れが止まらない。米消費量がまた下がった。
1人が1年に食べる量は55.2キロ(2014年度)。
過去最低を更新し、食料自給率を押し下げた。ピーク時の半分である。
人口減少に高齢化で細る胃袋を思えば先行きも暗い
▼食物史研究家の畑中三応子さんが、季刊誌『考える人』夏号で、ご飯の戦後史を考察している。
戦後の食料難に始まり、食べ盛りの高度経済成長期、洋風化に押され米余り、そして減反へ
▼大阪万博の1970年は外食元年。バブルに向かう80年代からグルメの時代。
93年の米緊急輸入を挟み、95年食管法廃止。
2000年代は食の安全問題などでリスクの時代を迎える。
今はグローバル化への危機感から地産地消や和食が見直される
▼畑中さんは米の盛衰をたどりながら、それでも戦後70年、日本人の「コメ愛」は変わらないという。
やはり多くの日本人は最後の晩餐(ばんさん)にご飯を選ぶだろうと。
米離れを食い止めるすべはあるのだろうか
▼畑中さんは、共食や伝統食の大切さを食育で説くよりもっと必要なのは
「炊きたてご飯を楽しむことのできる暮らし方、働き方ではないだろうか」という。
米消費拡大は小手先の処方でなく、一人一人の生き方、家族の在り方、
ひいてはこの国の世直しに懸かっているのかもしれない。
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=34457
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1人が1年に食べる量は55.2キロ(2014年度)。
過去最低を更新し、食料自給率を押し下げた。ピーク時の半分である。
人口減少に高齢化で細る胃袋を思えば先行きも暗い
▼食物史研究家の畑中三応子さんが、季刊誌『考える人』夏号で、ご飯の戦後史を考察している。
戦後の食料難に始まり、食べ盛りの高度経済成長期、洋風化に押され米余り、そして減反へ
▼大阪万博の1970年は外食元年。バブルに向かう80年代からグルメの時代。
93年の米緊急輸入を挟み、95年食管法廃止。
2000年代は食の安全問題などでリスクの時代を迎える。
今はグローバル化への危機感から地産地消や和食が見直される
▼畑中さんは米の盛衰をたどりながら、それでも戦後70年、日本人の「コメ愛」は変わらないという。
やはり多くの日本人は最後の晩餐(ばんさん)にご飯を選ぶだろうと。
米離れを食い止めるすべはあるのだろうか
▼畑中さんは、共食や伝統食の大切さを食育で説くよりもっと必要なのは
「炊きたてご飯を楽しむことのできる暮らし方、働き方ではないだろうか」という。
米消費拡大は小手先の処方でなく、一人一人の生き方、家族の在り方、
ひいてはこの国の世直しに懸かっているのかもしれない。
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=34457